コラム

麻雀の歴史

麻雀は、専門のお店があるほど人気のゲームです。男性のイメージが強い麻雀ですが、最近では麻雀を楽しむ女性も多くいます。麻雀を楽しみながらも、麻雀の歴史を詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか?

麻雀が最初に誕生したのは中国だった

麻雀が最初に誕生したのは中国だった

麻雀は19世紀後半頃に中国で誕生したものといわれています。それまでの中国には象牙や木の葉、紙などを使用した様々なゲームがあり、その中でも唐の時代に遊ばれていた「葉子戯」という木の葉を使用したゲームが麻雀、花札、トランプの元となったようです。

明の時代には、「馬弔」「馬将」という牌を使用したゲームから麻雀が完成しました。麻雀の名前の由来は、中国語で馬弔を「マーチャオ」、馬将を「マーチャン」と呼ばれていたことから変化していき、マージャンになったといわれています。

なぜ麻雀は中国から広まったのか?

麻雀が生まれた頃の中国は、長い鎖国を終わらせ開国しはじめていました。そのため、上海などで多くの外国人が駐留していたといわれています。世界に広まったのは、その中国にいた外国人が麻雀を楽しむようになり、彼らを通じて世界に広まったということです。

日本への麻雀の普及

日本への麻雀の普及

日本への麻雀の普及には諸説がありますが、中国から世界に麻雀が広まった明治時代末期頃に日本にも伝わったといわれています。

関東大震災後には、小説家の菊池寛などの著名人らが麻雀に熱中し、それが雑誌や彼らの書く記事・写真などで取り上げられ、日本各地に広まっていきました。また、麻雀が伝わりゲームをしていくうちに日本独自のルールに変化していきました。

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